妊娠中・授乳中ママの青汁選びのポイント!おすすめの栄養と避けたい成分

[最終更新日]  [公開日] 2017/5/5

記事のポイント

普段より、食事の栄誉バランスが気になるタイミングといえば妊娠中や授乳中です。妊娠中は食事の好みが変化することもあり、バランスの摂れた食事を摂るのが難しいケースもありますよね。

また、赤ちゃんの健康のためには授乳中もしっかり栄養を摂る必要があります。手軽に飲める青汁は食欲のないときや赤ちゃんの世話で忙しいママのための栄養補給としても最適。

妊娠中や授乳中の方のための青汁の選び方について「栄養面」と「注意したい点」について説明していきます。

妊娠中に摂りたい栄養素が補える青汁

妊娠中、「つわりで食欲がない」「食事の好みが変わる」といった変化はよくあること。食べる量が減って栄養が偏ってしまうこともあるかもしれません。

水に溶くだけで不足しがちなビタミンやミネラル、食物繊維が摂れる青汁は妊婦さんの強い味方になってくれるでしょう。

健康な赤ちゃんの発育に欠かせない葉酸が摂れる青汁

また、青汁の原料には妊娠前、妊娠初期に赤ちゃんの発育に必要な葉酸が含まれています。

ケールは青汁に使われる原料の中でも葉酸が特に多く含まれています。カルシウムも野菜の中でトップクラスに豊富な原料です。

ケール青汁のおすすめランキング

葉酸は水溶性ビタミンであるビタミンB群の一種です。近年の多くの研究から、妊娠初期における葉酸摂取の不足により胎児における神経管閉鎖障害(NTD: neural tube defects)の発症率が高まることが明らかにされました。そこで日本では2000年に厚生労働省から妊娠の可能性がある女性に対して、葉酸摂取に関する通知が出されました。

厚生労働省e-ヘルスネット:葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果

貧血予防に役立つ鉄分と鉄分をサポートする栄養素

妊娠中に起こりやすい鉄欠乏性貧血。妊婦さんがめまいのために転倒したら大変です。鉄分はもちろんのこと、鉄分の吸収をサポートするビタミンCやビタミンB12などをあわせて摂って貧血を予防しましょう。

「鉄欠乏性貧血」は、妊婦さんに多い症状です。妊娠すると、赤ちゃんと胎盤を成長させるためにより多くの鉄分が必要になり、鉄欠乏性貧血になる確率が高まります。疲れやすい、めまいや息切れがする、頭痛がするといった症状があったら、その原因は鉄欠乏性貧血かもしれません。(中略)貧血を予防するには、治療も大切ですが、普段の食生活から改善していく必要があります。食事療法は副作用の心配もなく、妊婦さんが毎日の生活のなかでできる方法です。貧血を防ぐには鉄分をしっかりとることが大切ですが、鉄分は体内で吸収されにくい栄養素なので、ほかの栄養素と合わせてとるといいでしょう。

たまひよnet:鉄欠乏性貧血

各100g葉酸鉄分ビタミンC
大麦若葉 40μg4.1mg7mg
あしたば 生100μg1.0mg41mg
ケール 生120μg0.8mg81mg

※ 粉末10g換算で計算

鉄分が豊富な青汁の原料は大麦若葉

大麦若葉はケールや明日葉と比較して鉄分が一番豊富です。脂質や糖質、たんぱく質といった三大栄養素をはじめ、ビタミンやミネラルなどの栄養バランスも優れているので、栄養補助にも最適な原料です。

大麦若葉が主原料の青汁は味もクセがなく飲みやすいので、毎日無理なく飲み続けられるのが特徴です。

大麦若葉が原料のおすすめ青汁ランキング

便秘を改善する水溶性食物繊維と乳酸菌を配合した青汁

普段は便秘と縁がなくても、妊娠中に便秘になってしまった……という人は少なくありません。これはホルモンバランスの変化や赤ちゃんが成長するにつれて子宮が大きくなり、大腸を圧迫することが原因です。

便秘の症状を和らげるためには食物繊維や水分を意識して摂ることが大切。とはいえ、不溶性食物繊維を摂りすぎるとかえってお腹が減って苦しくなることも。青汁は水溶性食物繊維が豊富で水分も同時に摂ることができます。難消化性デキストリンとして水溶性食物繊維プラスしているものも多いので、チェックしてみてください。

また、乳酸菌も穏やかに便秘を改善してくれる成分として知られています。青汁のなかには乳酸菌をプラスしている商品も多いので、普段から便秘がちという妊婦さんにおすすめです。

妊娠中の便秘解消に!乳酸菌も配合のおすすめの青汁

妊娠中、授乳中におすすめの青汁アレンジ

栄養バランスに優れた青汁はそのまま飲んでもいいのですが、ちょっとしたアレンジを加えてみてもいいでしょう。おすすめはショウガのすりおろしや搾り汁をプラスする方法。ショウガのすっきりした風味がつわりの症状を和らげてくれます。体を温める効果もあるので寒い時期にもおすすめ。

また、便秘が気になる妊婦さんや産後、少しずつ体重を元に戻していきたいママにイチオシなのは、ヨーグルトに粉末青汁を混ぜるレシピ。輪切りにしたバナナをプラスすれば満足感もアップします。ただし、本格的なダイエットは授乳が終わってからにしてくださいね。

妊娠中・授乳中に青汁選びで気を付ける点

ノンカフェインの青汁かどうか原料を確認

コーヒーやお茶に含まれるカフェイン。カフェインは体内に残りやすい成分なので、赤ちゃんの血液中のカフェイン濃度はお母さんと同じくらいになるとい言われています。普段は1日に何杯も飲んでいる…という人も、妊娠中や授乳中はカフェインの摂りすぎに注意しなければなりません。

青汁は飲みやすくするなど、味を調える目的で抹茶や煎茶が使われることも多くあります。ノンカフェインの青汁を飲みたい方は、原材料にカフェインを含むお茶などが含まれていないかを確認してください。

カフェインは、胎盤を通して赤ちゃんに移行します。飲みすぎると、ママの不眠の原因にもなります。1日1杯程度なら問題ありませんが、ミルクを加えてカフェオレにして飲んだり、ノンカフェインのコーヒーを飲むなどして、カフェインを減らす工夫をしましょう。

たまひよnet:1日に何杯も飲むような過剰な摂取は控えましょう

ハト麦入りの青汁は飲まない

青汁は妊娠中や授乳中に飲んでも差し支えないものがほとんど。でも、必ず飲む前に妊娠中・授乳中に飲んでも問題がない商品かどうか確認してから飲むようにしてください。特にハト麦が配合されている青汁は飲まないこと。ハト麦は流産や早産の原因となることがあります。

添加物や原料の産地もチェック

青汁では味や栄養強化の目的で食品添加物が使われていますが、基本的に安全とされる天然由来の甘味料や素材が使われています。

妊娠中や授乳中は繊細な時期なので、少しでも安全面に配慮したい方は、無添加の青汁を選ぶのが安心です。

または、完全無添加の青汁は数が少ないので、食品添加物が最小限に抑えられた青汁を選ぶのをおすすめします。

青汁に使われる原料の産地は国産素材が多いですが、パッケージなどに明記されていない商品は中国産などの場合もあります。

ドラッグストアなどで安価に販売されている商品などはその場で判断できないので、手間はかかりますが公式サイトで確認したほうが安心です。

公式に妊娠中・授乳中にも飲めると記載があるか

青汁は健康食品ですが、妊娠中・授乳中での利用は控えるようにとの注意書きがあることもあります。注意書きは商品の裏側に記載されていますので確認してみてください。

以上のような注意点を調べると大変ですので、より安心できる青汁を別の記事でピックアップしています。全ての原材料と成分はもちろん、生産地から食品添加物の有無、農薬の使用まで、さらに妊娠中や授乳中にも飲めると公式に確認ができた青汁をまとめています。

妊娠中や授乳中でも飲めるおすすめの青汁