無添加だと安心?健康食品に含まれる添加物の役割と危険性を知ろう

[最終更新日]  [公開日] 2015/10/10

記事のポイント

ここ数年、食品や健康食品、化粧品などの表示でよく見かける「無添加」の文字。「無添加っていっても何が使われていないの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

ここで健康食品に使用される添加物と無添加の基準について考えてみたいと思います。

なんのために使用されているの?

健康食品と一言でいってもサプリメントやドリンク、コラーゲンや青汁など粉末タイプのものなどいろいろな物があります。

使用されている添加物もその形状によって異なりますが、主な使用目的は以下の通りです。

甘味料、香料
ドリンクや粉末状の健康食品の味をよくするため
増粘剤
液体状にした際にとろみをつけるため
賦形剤
タブレット状のサプリメントの成形に使用
また有用成分が少ない場合、一定の大きさに保つために使われる
カプセル原料
セルロースやグリセリン、ゼラチンなどを使用
乳化剤
水と油を混ぜるために使用
着色料
色を付けて見栄えを良くするために使用
保存料
長持ちさせる為に使用

添加剤の種類を見極めよう

賦形剤やカプセル原料など健康食品を製造する上で欠かせない添加物もありますが、甘味料や香料、保存料などは本来使用しなくてもいいものです。

また安価のサプリメントの中には有用成分がほんのわずかでほとんどが増量目的で使用される賦形剤でできているものもあります。

甘味料の必要性について

ドリンクや粉末タイプの青汁などによく使用されているのが甘味料です。

アステルパーム、スクラロース、α化でんぷん、アセスルファムなどさまざまな名称の人工甘味料があります。

こうした人工甘味料のなかには健康に与える影響が懸念されているものも。

そもそも健康食品に本当に甘味料が必要か?という素朴な疑問を持つ方もいるでしょう。

例えば、青汁のように家族全員で摂りたい健康食品であればお子さんが飲むときにはオリゴ糖やはちみつなどを加えて甘くすることもできます。

はじめから安全性が疑問視されている人工甘味料が入っているものをあえて選ぶ必要はないでしょう。

安全性が高いものなら神経質になる必要はなし?

添加物というと悪いイメージがばかりが先行しがちですが、健康食品に使用されているものの中にはとうもろこしやイモ類のでんぷんや天然油脂、砂糖などから作られたものもあります。

食品添加物に近いイメージというと分かりやすいでしょうか。

こうした成分は化学合成された成分と違って、安全性が高いのであまり神経質になる必要はないでしょう。

反面、合成添加物のなかには体内に留まりやすく代謝に時間がかかるものもあります。不要な合成添加物を使用しているようなものは健康食品という本来の目的から逸脱していると言っていいでしょう。

メーカーの良識が問われる部分ですが、私たち消費者も冷静な目で見極める必要があると言えるかもしれませんね。