粉末青汁と冷凍青汁どっちを選ぶ?栄養価、効果などの違いとは

[最終更新日]  [公開日] 2016/5/20

記事のポイント

青汁を買う時に迷うのが、粉末青汁にすべきか、冷凍青汁にすべきか、ということ。

それぞれに長所・短所がありますが、栄養価や健康効果の違いなどハッキリわかりません。

そこで、それぞれの青汁のメリットやデメリット、便秘解消効果やダイエット効果を比較しました。

効果を知って、目的別に使い分けるのが賢い方法です。

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粉末青汁の特長とは?

メリット

粉末青汁の特徴は、何といっても手軽さとアレンジのしやすさです。

個包装のなかにパウダー状の青汁が入っているので、自分の好きな量のお湯や水、好きなドリンクに混ぜて飲みます。

青汁パウダーの量が多すぎると感じたら、1個分の個包装を半分にして飲んでもかまいません。

濃度は自由に調整できるのです。

健康食品ですから保存料を使用していないことが多いので、いったん溶かした青汁は飲みきってしまう点だけはご注意ください。

残った分は密閉して早めに使いましょう。

細かい粉末なのでドリンクとして飲むだけでなく、お料理にも使いやすいです。

パンケーキの生地に混ぜたり、抹茶風味を生かしてゼリーにしたり、白玉を作る時にまぜたりとアレンジの幅がひろがります。

見た目もきれいですよ。

デメリット

粉末青汁のデメリットはふたつあって、ひとつはパウダー状の青汁がとけきらないと粉っぽさが残ること。

もうひとつは、製造過程によっては栄養素が破壊されている恐れがあることです。

溶けにくさについては、以前の粉末青汁に比べればごく微粒子のマイクロパウダーになって改善されていますが、それでもケールや明日葉などを乾燥させて粉末にしているので、完全に溶けきるということは難しいようです。

飲み終わった後に、粉っぽさを感じる人もいます。

また材料を乾燥させるために熱を加えるので、熱に弱い栄養素(ビタミンC、ビタミンB1、葉酸、カリウムなど)が一部こわれてしまったり、水分にとけて出てしまったりするリスクがあります。

賞味期限は?

賞味期限の点では、粉末青汁のほうがすぐれています。

商品によって差がありますが、粉末青汁の賞味期限はほとんどが約6カ月~1年半。

粉末青汁は製造過程において、青汁の原料になる野菜を加熱して乾燥、粉末にしているので長期保存が可能なのです。

そのためまとめ買いしやすく、コスパの面でもいいですね。

また、留守がちで毎日青汁を飲めないと、しばらくお休みすることもありますが、乾燥青汁なら賞味期間内にまた飲み始めることができます。

ただし、粉末青汁の賞味期限は未開封の状態であることが条件です。

粉末でも、いったん開封してしまえば劣化します。

開封したまま放っておいたり、水に溶かしたりして作り置きしたりせずに、作ったらすぐに飲むようにしましょう。

粉末青汁のよくある疑問

粉末青汁を熱湯で溶かしたり、加熱調理しても効能はそのまま?

よく「青汁を熱湯で溶かすと、栄養素がなくなっちゃう」なんて言う話を聞きます。

これは間違っている部分と正しい部分が混ざっています。

間違っているのは、栄養素がなくなるということ。

青汁にはいろいろな栄養素が含まれているので、熱湯で溶かしただけですべての栄養素が失われることはありません。

ただ、青汁に含まれているビタミンB1やビタミンCは加熱に弱いといわれますから、80度以上のお湯で青汁をつくらないほうが良いでしょう。

温度は青汁の香りや味に影響を与えますので、自分の好みの温度を見つけるのも大事です。

ある粉末青汁の公式サイトには、お湯を使ってもいいと明記してあります。

お湯を使っても栄養上の問題はない商品なら、安心してホット青汁を楽しみましょう。

お湯で溶かすときはカップに先にお湯を入れ、それから粉末青汁を混ぜるとダマになりにくいです。

青汁を水に溶かさず、粉末で飲んでもいい?

粉末青汁は粉末を溶かすだけ。

手軽にたくさんの栄養素をとれるのですが、飲み方には注意が必要です。

粉末青汁は、最初から液体に溶かして飲むことを前提に作られているので、水なしで飲むと口の中の水分が足りずに喉に詰まりそうになって危険です。

粉末の青汁は水に溶けやすい形になっているため、水なしでは喉の途中で固まってしまうのです。

液体に溶かした粉末青汁の味や匂いがダメというひとは、粉末青汁を口に入れてから適正量の水(商品の飲み方に書かれている水の量)を飲むようにします。

粉薬と同じように、粉末青汁を先に飲み、あとから液体で流し込む方法です。

流し込むので喉が詰まることはなく、健康効果はふつうに水で溶かして飲んだ場合と変わりません。

それでも青汁の匂いがダメなら、粉末青汁をオブラートに包み、そのまま規定量の水と一緒に飲むという方法もあります。

水はミネラルウォーターが良い?

粉末青汁を飲むときは水で溶かすのが基本です。

水は水道水でいいのですが、もっと便秘改善をしたい人は、ぜひ硬水のミネラルウォーターを使いましょう。

水は硬水と軟水に分けられ、日本の水道水はほとんどが軟水です。

硬水には独特の苦みがあるのですが、これはカルシウムやマグネシウムなどのミネラル類が豊富に含まれているから。

マグネシウムは便秘の改善に効果があるといわれていますから、食物繊維が豊富な青汁と一緒にとれば、もっと効果が期待できます。

また硬水は代謝が上がりやすくなるといわれているので、脂肪燃焼の効果もあるかも。

いっぽうで、硬水に粉末青汁を溶かすと緑黄色野菜の味が濃く感じられることがあります。

味や匂いが苦手な人は少量から試してみるといいでしょう。

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冷凍青汁の特長とは?

メリット

青汁と言えばパウダー状の青汁が主流ですが、冷凍タイプの生青汁も人気が高まりつつあります。

冷凍青汁はケールなど青汁の材料を生のまましぼり、そのまま急速冷凍したものです。

加熱をしないで作るので、原料に含まれる酵素もそのまま瞬間パッキング。

まるごと青汁の栄養素をとりこめるのがメリットです。

粉末青汁のような粉っぽさもなく、しぼった青汁の味そのものです。

1袋あたりの原料の使用量も多く、飲みごたえもあります。

解凍も流水に入れたり、前夜から冷蔵庫に入れたりするだけで翌朝には飲みごろのものが出来上がっているという簡単さ。

メーカーによっては電子レンジでの半解凍にしてから飲むことができるタイプもあります。

デメリット

冷凍青汁のデメリットは何と言っても保存場所です。

ほとんどの商品は青汁入りのパウチが冷凍状態で送られてきます。

常温でおけばどんどん溶けてしまいます。

青汁は定期的に飲み続けることが大事なのでまとめ買いする人が多いでしょうが、冷凍青汁の場合は冷凍庫の中に青汁スペースを準備してから発注したほうがいいですね。

さらに冷凍状態で送られてきますので送料が上がることもデメリット。

粉末青汁のように送料無料にならず、別途料金がかかることもあります。

また冷凍青汁の特徴である味の濃厚さも、人によってはデメリットです。

なにしろ生の材料をしぼった青汁そのままですから、味も匂いも新鮮な野菜そのものです。

解凍した青汁にはちみつやレモン果汁などを加えて飲みやすくしましょう。

冷凍青汁に慣れると、逆に濃厚さが魅力になります。

賞味期限は?

冷凍青汁の賞味期限は3~6カ月が多いようです。

これは未開封の状態で、冷凍保存してある商品の賞味期限です。

冷凍青汁は材料をカットしてしぼった青汁を、加熱せずに急速冷凍しているので傷みが早いのがその理由。

野菜でもなんでも加工してあるものは鮮度が大事です。

時間がたつほど栄養素は失われていきますから、解凍したらすぐに飲みましょう。

もし賞味期限が切れてしまったらどうするか。

1週間ていどでしたら、飲んでも健康上の問題はないと思われます。

未開封の状態ならパウチ内部で雑菌が繁殖していることは考えにくいですね。

ただし味は保証できず、劣化したり変質したりしている可能性があります。

また賞味期限が切れた冷凍青汁を飲んで健康被害が出たとしても、メーカー側に責任を問うことはできませんので、なるべく期限内に飲みきってしまいましょう。

冷凍青汁のよくある疑問

レンジや熱湯で解凍しても大丈夫?

冷凍青汁の解凍方法は、商品パッケージなどに記載されています。

水道水をためてその中で解凍するか、冬ならぬるま湯(35度前後)に5分ほどつけておきます。

電子レンジでの解凍は「電子レンジ可」という記載がある商品だけに可能です。

商品に記載されている加熱時間を守り、必要以上の加熱をしないのがコツ。

電子レンジの自動解凍モードや加熱モードは使わず、必ず決められた温度と時間だけ加熱します。

水でも電子レンジでも上手に回答するコツは、冷凍青汁を完全に溶かしきってしまわないことです。

少し凍った部分が残っているくらいまでで解凍をやめ、あとは冷凍青汁のパッケージを手でもんで溶かしてから飲みましょう。

熱湯で解凍することはパッケージが溶けて変形することもあり、非常に危険です。

解凍後の再冷凍はダメ?

冷凍青汁を解凍した後、飲まないときもありますね。

しかしいったん溶かしてしまった商品を、もう一度冷凍するのはNG。

解凍済みの青汁は冷蔵庫で保存して、解凍した日のうちに飲むのが基本です。

解凍された冷凍青汁はどんどん栄養分が損なわれています。

品質も劣化し、味も落ちていくのです。

また、解凍中にパッケージの破損に気がつく場合もあります。

ごくまれに、輸送中に凍った固いパッケージ同士がぶつかって破損してことがあるのです。

こういった場合は商品の品質に問題があるかもしれませんから、解凍しても飲まないでメーカーのお客様相談室に連絡しましょう。

粉末と冷凍の簡易比較

栄養はどちらが上?

肝心の栄養面では冷凍青汁と粉末青汁のどちらがすぐれているのか。

これも一概には言えませんが、製造工程から考えて冷凍青汁のほうが栄養面では高く評価ができます。

粉末青汁は非常に手軽で便利なのですが、製造途中でどうしても加熱をする必要があります。

加熱によって失われる栄養素を考えると、冷凍青汁よりは健康効果が低いかもしれません。

冷凍青汁は材料を切ってしぼってそのまま急速冷凍していますから、野菜に含まれる酵素なども元気なまま体内に入ります。

酵素は48度以上で不活性化し始めますが、低温には非常に強い。

青汁を冷凍しても、常温に解凍すればまた活動を始めるのです。

酵素を効果的に取り入れる意味でも、冷凍青汁の栄養価は非常に高いといえます。

味、飲みやすさ

冷凍青汁は栄養面で優れていますが、飲みやすさでは粉末青汁のほうがいいでしょう。

粉末青汁は製造過程で抹茶風味にするなど非常に飲みやすく仕上がっています。

青汁初心者は、まず粉末青汁から始めると抵抗なく続けていけるでしょう。

青汁の健康効果はすぐに出るものではありません。

毎日1杯ずつ飲み続けて、いつの間にか便秘が改善していたり体の調子がよくなっていたりするものです。

そのためには味や風味にクセがなく、スッと飲めるほうが楽なのです。

クセがないので料理やお菓子にも使え、液体以外で青汁をとることができます。

青汁習慣を続けていける点では、粉末青汁がいいでしょう。

冷凍青汁はアレンジがしにくく、何と混ぜても青汁の味が前面にでてきます。

青汁の味苦手な人には、受け入れにくいでしょう。

手軽さ

手軽さ、簡単さという点でも粉末青汁のほうに軍配が上がります。

ほとんどの粉末青汁は1回ずつの個包装になっていますから、飲みたい時に開封してすぐ飲めます。

冷凍青汁のように解凍する手間がいりません。

保存場所もいらず、開封さえしなければ賞味期限(約6カ月~1年半)のあいだ保管場所も不要。

さらに粉末ですから1カ月分といわずまとめ買いしても、送料はたいしてかかりません。

むしろまとめ買いすれば送料が無料になるメーカーが多いので、買えば買うほど得をする仕組みになっています。

簡単に飲めて場所を取らず、賞味期限が長い、粉末青汁は手軽に飲める健康食品です。


粉末青汁と冷凍青汁、どちらにも長所がありますが、手軽に飲みたい人には粉末がいいですね。

いっぽう、青汁の味や栄養効果を追求したいなら冷凍青汁が良いと言う結論となりました。

個人の好みもありますが、これから青汁を始めようとする人には粉末青汁がぴったりで、青汁に慣れていてもう少し踏み込んで健康効果がほしい人には冷凍青汁がおすすめです。